こんにちは。momo.です。
Dolphinist Academyが主催する「悟り合宿」に参加してきました。
今回の会場はネスタリゾート神戸です。
自然に囲まれた気持ち良い空間で、2泊3日思う存分シェアし合い、自分と向き合ってきました。
帰宅して数日経ち、私の現在地で受け取っていることを書きたいと思います。
外側は関係ない、すべてが内側
今回あらためて感じたのが、「すべては自分の内側にある」ということ。
合宿では「自分が嫌いだと思う人」について見ていきました。
嫌いな人や苦手だと思うことが目の前にあらわれると、反射的に身構えたり、避けたりします。
このとき、「嫌いな人や状況」が外側に絶対的に存在するような感覚になります。
この前提をもったままだと、逃げるなどの対処をしたり、ムリヤリ好きになろうとしても、苦しみは続きます。
この前提が「ウソ」だということ。
私が「好き」と「嫌い」の境界線(基準)を設定しているので、その設定に従って「好き」「嫌い」の反応をしているだけ。
ということは、その境界線を自由に変えることもできるし、取っ払うこともできる。
そして本当にその境界線に影響を受けなくなると、「好き」「嫌い」と分けている自分からも影響を受けなくなり、ただ見ていることができるようになる。
自分の心の反応の全ての基準は、自分の内側にある。
外側は関係ない。
このことが、深く入ってきました。
良いと悪いはセット
人間関係や仕事など、何かに執着しているとき、そのプラスとマイナスをもれなく受け取ります。
うまくいくこともあれば、いかないこともある。
これって当たり前のことなんですが、自分に当てはめると、どれだけ左右されているでしょうか。
成功、喜び、安心、達成感、愛されてる感。
失敗、失望、絶望、怒り、裏切られる感覚。
私たちは当然、何かが叶っているときは手放そうと思いません。
期待通りに行かなくなったとき、苦しみを感じて、ようやく手放そうとします。
(だけど、同じうまみがやってくるとまたその執着をとりもどします)
執着を手放すということは、プラスとマイナス、どちらも手放すということ。
自分がコントロールできないと、手を放すことなんです。
今やっていることが、一生プラスをもたらさないかもしれない、マイナスのままかもしれない。
それでも関係なくやりますか?ということ。
自分に問うたとき、自分がいかにコントロールできると思い込み、期待して動いているが見えてきました。
どちらも手放したとき、どっちにも関係なくいられる「新しい自分」を感じることができます。
自分のうちにある強者と弱者
これは、自我のドラマの中でやっているなあ、と感じたことなのですが。
私の中にある一つのこだわりを発見したとき、強い自分が弱い自分にその「こだわり」を強制していました。
たとえば「正直さ」を自分で強くにぎっていて、自分のキャラクターと一体化しているとき。
私は自分に「正直に自分を見ること」「そうやって見たありのままを表現すること」を強制していました。
その反対に、「認めてもらうためにうそをつくこと」「ごまかすこと」「こびること」を禁止していました。
そのことに気づいたとき、弱い自分も愛そう、うそをつく自分を認めていこう、というところばかりに意識が向いていました。
今回の合宿で気づいたのは、こだわりを振りかざしている「偽りの強い自分」に、どれほどの恐怖があるのだろうか?ということ。
ウソをついたことで、どれほど怖い思いをしたのか。
ウソがバレることで、どうなってしまうと思っているのか。
こだわりを握っていることで必死で自分を守ろうとしていること。
それだけ自分を愛し、守りたいと思っていること。
強い自分の背後にある愛や弱さが見えてきました。
何かを自分に強制したり禁じたりする、「強さを装った自分」を愛すること。
そこを理解して初めて、禁じていた自分もゆるし、愛することができるのかもしれない、と感じました。
「よくわからない」をゆるす
私の内側には、「はっきりさせたい」という欲があります。
今回の合宿中のシェアの時間で、それを感じました。
本当はどうしたいのか。
YESなのか、NOなのか。
自分の内側をまっすぐ見るとき、自分に「はっきりしろよ!」と強制している私がいました。
でも、よく見ても「よくわからない」という答えが返ってくることがあります。
その「今はよくわからないんだなぁ」という気持ちを、そのまんまにしてあげようと思いました。
周りの人みんなが答えを出していても、自分だけ答えが出ていなくても良い。
それが今の自分のありのままなんだよ。ということを、ちゃんとゆるしていこうとおもいました。
料理も美味しく、温泉にも癒やされ、仲間がいる安心・安全の中、どっぷりと自分と向き合うことができました。
ドルフィニスト篤さん、綾子さん、ご一緒したメンバーの皆様、ありがとうございました。
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