前に見た夢は、3.11の前だった。
波打ち際に、ずらりと並んだ死体たちをみた。
最近見た夢は、こんな夢だった。
テレビを見ていたら、
ピコーンピコーンとアラームが鳴り、
画面に映った言葉は、なぜか日本語ではなく、ハングルだった。
意味がわからないまま、
ああ、いよいよなのだという予感だけがあった。
その直後、窓の外の空がまぶしく光った。
どんどんまぶしく、目も開けていられなくなる数秒間。
ああ。終わりだ。誰かが言った。
次の瞬間、すべてがなくなった。
その後、目が覚めた。
リアルすぎて、どっちが現実か、しばらくぼーっとしていた。
一日中、夢の余韻はつづいた。
死んだ後、何かを感じようとする私がいた。
死んだら終わり。そう思っていたけれど、死んでも残る何かを体感した。
それは救いでも何でもなかった。
死んでも終われないんだな。
そんな気持ちだけが、しばらくつづいた。
その夢の一週間後、ミサイルやJアラートのニュースがあった。
夢と現実の行き来、境界がなくなり、
私たちの考え次第で、どうにでも変わっていく結果を体験していく。
一寸先は、本当はわからない。
ここのところ数日は、眠くてしょうがない。
夢とうつつのコミュニケーションが、さらに激しくなっているようだ。