きょうは、イベントのお知らせです。
安房直子という童話作家を知っていますか?
私は昨年12月の、つぐら舎さんでのイベント「大人の読み聞かせ」で、安房直子の「ある雪の夜の話」を朗読させていただきました。
その様子は☆こちら☆
ジャンルは児童文学ですが、死後の世界や異空間、必ずしもハッピーエンドでない、切なさや幻想的な味わいがあり、大人でも楽しめる作品が多いです。
むしろ、大人だからこそ、違った味わいで読むことができるのだと思います。
そんな魅力に溢れる安房直子の作品を、朗読を通して、広める活動をされているのが、秋元紀子さんです。
私は上記のイベントをきっかけに、秋元さんを知り、いくつかの朗読を聴かせていただきました。
それまで私は朗読を聴くことはなかったのですが、すぐに惹きこまれました。
上手いだけの語り手なら、たくさんいると思うのですが。
ひとりよがりでなく、私たちのいる現実から、しっかりと、物語の中の世界に引き込んでくれる語りです。
物語を読むのではなく、聴くことで、鮮明に頭の中に世界が広がります。そしてそこは共有空間です。
生と死、夢と現実、幻想と混沌が入り乱れた世界。
しかし、その繰り広げられた世界は、間違いなく聴き手の創り出すオリジナルの世界。
そんな表現と鑑賞と創造体験をしてみませんか?
今回のイベントでは、「冬」をテーマにした作品「ある雪の夜の話」「冬一日」「海の雪」の朗読のほか、みんなで読んでみるワークショップもします。
私が参加する、ごきげんえんげきぶも、「あらしのよるに」を朗読発表いたします。こちらは素人ですが、楽しくゆるく活動していますので、今後一緒に活動してくださる、一般の参加の方も募集中です。
ご興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。
秋元紀子のひとりがたり
日時
2015年2月28日(土)
14:00~15:30
場所
カフェ・どんぐり
山梨県甲府市北口2丁目4ー1
(甲府駅北口より徒歩5分)
チケット
ご予約の方:2,800円
当日の方:3,000円
ドリンクは希望の方のみ別料金となります。
プログラム
「ある雪の夜の話」-安房直子 作
「冬一日」-川上弘美 作
ワークショップ:みんなで読んでみよう。
ティーブレイク
「海の雪」-安房直子 作
※ごきげんえんげきぶも「あらしのよるに」発表予定!