自覚と悟り

映画『メッセージ』から自覚した「時間」のとらえ方

全宇宙のmomo.ファンの皆さまこんにちは。

 
本日は、「メッセージ」を観てきました。
 
 
 
そこから感じたことを書きたいと思います。
 
この感想には、初めから映画の内容の核心に触れる部分が書かれていますので、
 
これから観に行こうとしている方は、絶対に読まないでください(笑)
 
 
 
 
☆☆以下、ネタバレあり☆☆
 
 
 
 
まず、私は初めの「回想」(実は回想ではなく未来のビジョン)シーンからハートが反応して、泣いていましたよ。
 
愛する子どもが、病気で亡くなることは。。
 
私は、どっちかをやったことがあるのだと思うー。
もしくは、これからやることになるのかも。
 
時間はまっすぐじゃないから、
過去に起きたとばかり思っていたことは、
未来で起きるのかもしれない。
 
てっきりてっきり、
主人公にはこういう「過去」があって、
フラッシュバックしながら過ごす「現在」のストーリーだと思いました。
 
人間が当たり前のこととしてとらえている、時間の概念。
 
直線的で、過去・現在・未来がつながっている。
 
その概念については、ときどき違和感を感じることがありました。
 
たとえば、なんの根拠もなく、強い確信を感じるとき。
 
よく、将来の結婚相手が出会ったときにわかる、とかありますよね。
 
私の人生においては、
 
新卒で就職した会社には、
「私はこの会社に入る」という確信がありました。
この会社に出会った時点で、その確信があったので、まだ受かってもない段階から、ほかの会社の選考を全て断りました。
 
来週から行くハワイのことも、すぐに行くことを決めました。
お金のこと、留守中の家族のことなどが思い浮かぶ前に、「私はハワイに行く」という確信がありました。
 
こういう強い確信て、
全ての望みの時にわきおこるわけではなく、
なんか、意図的に創れないのです。
 
恐れを優先してたくさんあきらめることもあるし、
保険としての選択肢を確保していることもある。
 
でも、この確信があるときは、
この選択肢以外ないのです。
 
状況や条件なども関係なく、
他の選択肢は思い浮かばないのです。
 
私は、よく、この確信を、
全ての望みで発動できたら、すごいだろうなぁと思うけど、
それはコントロールできない感じがします。
 
で、この根拠のない確信。
 
未来でもうやってしまっているから、
疑いようがなくやることになる。
 
という、未来の自分からのメッセージではないかと、思っていました。
 
未来にやると決まっていることだけ、
今、絶対的に確信することが起こる。
 
映画中には、ちょくちょく未来に体験するであろう場面が、
主人公のルイーズにビジョンでやってきます。
 
過去または過去世と思い込んでいたけれど、
これは未来のことなのかもしれない。
 
ヒプノとかやっていると、
 
悲しいビジョン=過去世(だから昇華するために生まれ変わる)
 
喜びのビジョン=未来(だからそれに向かって希望的に生きる)
 
ととらえがちだけれど、
 
この映画のように、
未来の悲しいビジョンを観てるのかもしれないし、
過去の喜びのビジョンを観ることで、とらえ違いに気づくこともある。
 
未来も過去も今に刻まれている。
 
映画では、ルイーズがビジョンにより、
未来で夫と別れた原因に気づくわけだけど、
気づいてしまったら、その原因となる言動はしないようになるかもしれない。
 
そうしたら、連鎖する果てしない範囲の未来がかわっていくだろう。
 
今どうするかの選択次第で、
ビジョンは変わりうるのだ、と私は思う。
 
悲しいことは回避したくなるサガ(笑)
 
ある意味では、
ビジョンには、抗えない未来という見方もあるかもしれない。
 
予言をどれだけ回避しようとがんばっても、
その回避自体がその未来を引き寄せてしまう。
 
全ては決まっているという考え。
 
ルイーズは、自分がみたビジョンは絶対的なもので、そうなることを知っていて、受け入れた。
 
たとえその悲しい未来通りになるとしても、
今を大切に生きるということなのだろう。
 
 
私はこの映画から、希望を感じました。
 
未来は変えることができる、という希望を。
 
未来は今の私に、ビジョンや確信をメッセージとしてくれているんだろうなぁ、と考えます(●´ω`●)
 
きっと、真逆のこと(決まっていて変えられない)を感じる人もいるのだと思います。
 
原作も読んでみたいなぁ。
 
 
この前書いた「過去世」の話も、検証してみようと思う。
 
そこにくっつけていた、当然とされる時間の概念。
 
ペリッとはがしてみたら、新しい何かが見えるかもしれない。
 
 


最後までお読みくださり、ありがとうございます♪

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